ネコナガワのたきのぼり

ストロングスタイル

【VGC2020】襷ホルード展開バナコー / INC May使用構築

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やぁです

信じられない、いや信じたくない連敗で虚無顔になり深夜4時にこの記事を書き始めたネコナガワです。

勘違いされてしまってはいけないので先に言っておくとアザラシとタイマンはったレポート記事ではございません。

転落劇に相当萎えてしまっているのですが、今回使った構築には目を見張るポケモンがいたりと書きたいことがあるのでやっていきます。

 

【構築の流れ】

ホルード+トゲキッスf:id:Nekonagawa:20200525184936p:plainf:id:Nekonagawa:20200525185242p:plain

きあいのタスキを持たせて先発から出して削っていく型・動きに魅力を感じていたのでそれに見合ったポケモンを考えたところ、ホルードが強そうだと考えました。特性のちからもちで跳ね上がった攻撃力を活かした削り性能には目を見張るものがあります。メインウェポン兼範囲技としてじしんをフリーで撃っていきたいので隣に出す2匹目の先発は浮いている且つマジカルシャインによる削りやあくびといったサポートができるトゲキッスにしました。ホルード+トゲキッスの並びは初手からダイマックスをさせる可能性を両方持っているので相手に無駄な警戒をさせることもできます(実際相手がどう感じているかはわかりません)。

打開バナコータスf:id:Nekonagawa:20200525183359p:plainf:id:Nekonagawa:20200525183926p:plain

先発の2匹が水ロトムに対して微妙なので有利なタイプのポケモンや水ロトムの上から攻撃できるポケモンにしたいと考えたところ流行りの打開型フシギバナ+コータスがかなりマッチしていると感じたので採用しました。基本選出にコータスが入ることでナットレイをケアできるのも大きなポイントです。

サマヨアシレーヌスイッチf:id:Nekonagawa:20200525184701p:plainf:id:Nekonagawa:20200525184327p:plain

基本選出だとウォーグルなどのダイジェットを軸に攻めてくる構築がキツいと感じてトリックルームを使おうと決め、一瞬にしてサマヨールを採用。トリルアタッカーには当たり前ですが高耐久高火力で技範囲も広めなポケモンを採用したかったのでバンギラスアシレーヌが候補になりました。この部分に関しては実際に試して構築とのマッチ具合やトリルアタッカーで見れる範囲などの使用感からアシレーヌにしました。

 

【個体詳細】

ホルード

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特性:ちからもち

持ち物:きあいのタスキ

性格:いじっぱり

実数値:H161-A118(実質236)-B97-x-D97-S130

努力値:H4 A252 S252

技構成:地震 / イカサマ / 雷パンチ / 電光石火

今回の構築の推しポイントとなるポケモンであり、記事を書く動機にもなったポケモンです。むしろ襷ホルードの紹介だけでも見ていただければそれだけで嬉しいです。必ず先発でトゲキッスと並べて選出し、2匹でどれだけ相手へのダメージを蓄積させるかが重要になってきます。守るを覚えておらず、きあいのタスキのみを盾にして積極的に攻撃していくポケモンです。技構成に関しては、イカサマがドラパルトなどの攻撃力が高いポケモンにぶっ刺さる点がとても評価できます。また、退場間際に撃つ電光石火もまあまあな削りや相手のタスキ潰しなどと有効に働いてくれます。

 

トゲキッス

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特性:きょううん

持ち物:ピントレンズ

性格:ひかえめ

実数値:H186-x-B116-C165-D136-S128

努力値:H204 B4 C76 D4 S220

技構成:マジカルシャイン / 欠伸 / 手助け / 守る

HB:ドリュウズ(A187)のアイアンヘッド+砂ダメ耐え

C:11n

S:準速パッチラゴン抜き

きょううんピントレンズによるダイマックス技で破壊するのも強いのですが、ダブル急所の確率を秘めたマジカルシャインで削る使い方が犯罪性能を存分に活かし構築にも合っていると考えました。トゲキッスがより長く居座るほどダメージを蓄積させたり欠伸を入れられるので積極的な動きが大事ではあるのですが、大切にも扱っていきたいので守るを採用しています。手助けの枠は最初はエアスラッシュで技範囲を広げて怯みにも期待したりダイマックスプランもあったのですがホルードに手助けを使うことで削りを入れる動きの幅が広がると感じたので採用しました。この選択は割と合っていた気がします。

 

フシギバナ

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特性:ようりょくそ

持ち物:いのちのたま

性格:ひかえめ

実数値:H175-x-B103-C167-D120-S113

努力値:H156 C252 S100

技構成:リーフストーム / ヘドロ爆弾 / 大地の力 / 守る

技範囲の広さとダイマックス時の中々な耐久の高さで打開に貢献してくれました。フシギバナと後述するコータスはこちらの記事(天地魔闘スタンver2020)のものとほぼ同じなので特に語ることはありません。同じ型のミラー意識で素早さを気持ち上げたかったのでHPを175にして素早さを113にしてみました。特に有効には働かなかった模様です。

 

コータス

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特性:ひでり

持ち物:もくたん

性格:れいせい

実数値:H175-x-B160-C150-D93-S22

努力値:H236 C252 D20

技構成:噴火 / 熱風 / 大地の力 / 守る

フシギバナの項目でも書きましたが特に語る要素はありません。先発で削った相手をダイアシッドの餌にしながら放たれる噴火は凄まじい火力です。今までコータスをあまり使ってこなかったのですが思っていたより評価できるポケモンでした。

 

アシレーヌ

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特性:げきりゅう

持ち物:パワーレンズ

性格:れいせい

実数値:H187-x-B95-C195-D136-S58(実質29)

努力値:H252 B4 C252

技構成:ハイドロカノン / ムーンフォース / 吹雪 / 守る

技範囲の広さがぶっ刺さります。アシレーヌ単体では流行りの水タイプ+ナットレイに弱いのですが、それらにはフシギバナ+コータスでやっていけると考えたので水タイプにしか撃たないエナジーボールではなく吹雪を採用しました。持ち物に関しては、達人の帯と迷ったのですがサマヨールの手助けがあれば十分だと思い、トリル下でドサイドンの上を取れるパワーレンズにしました。くろいてっきゅうやきょうせいギプス、その他パワー系アイテムなど素早さを落とすアイテムは色々ありますが、アイテムの見た目と特攻が気持ち上がって欲しいと願いを込めてパワーレンズにしました。

 

サマヨール

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特性:おみとおし

持ち物:しんかのきせき

性格:のんき

実数値:H147-x-B180-x-D153-S27

努力値:H252 B236 D20

技構成:ナイトヘッド / トリックルーム / 手助け / 痛み分け

スイッチトリル展開をするために採用しました。ボックスにいたサマヨールをテキトーに引っ張り出して使いましたが特に問題はありませんでした。ナイトヘッドトリックルームは確定として残る枠にはサイドチェンジや黒い霧など考えられますが、アシレーヌの火力を底上げする手助け、ナイトヘッドが通らない相手や相手のダイマックスポケモンに使ったり自信の回復ソースにもなる痛み分けを採用しました。痛み分けの枠は相手の弱点保険や厄介な積み技をケアできる黒い霧との選択肢でどちらでも有効に働いてくれると思います。

 

【選出・立ち回り】

先発ホルード+トゲキッス

後発フシギバナ+コータスorアシレーヌ+サマヨール

基本この出し方しかしません。裏のフシギバナアシレーヌで倒せる圏内まで削ることだけ意識しました。相手の構築にダイマックスしうる水タイプやナットレイがいたら必ずフシギバナ+コータスを選出し、ウォーグル軸やフシギバナで倒しきれなさそうだと思ったらアシレーヌ+サマヨールの選出を検討します。ガチトリルや晴れパーティ、その他フシギバナ葉緑素を発動させる必要がないと思ったらコータスを出さずフシギバナアシレーヌを選出して両方のダイマックスプランを試合の中で検討します。

 

【大会と構築の反省】

先発ホルードキッスを考えて構築を作り始めたのが2週間前弱で少々遅かったのですが(それまではパッチラゴンを使ったりシンプルに強くて流行っているドラパバンギをひたすらに回していました)、INCはおそらく5/29〜31だろうと思っていたので当時はまだ間に合うと踏んでいました。2週間弱あれば上手く仕上げることもできるかもしれませんが、手際の悪い大学1年生の僕は課題をサクサクと片づけられず、ポケモンをする時間を満足に作れずそうこうしてるうちに日程発表、萎えながらも構築を作って寝不足続きでした。時間に余裕を持ちたかったのですが最終日の15時から潜り15-2で1700を超えたところでいったん休憩してサブロムも動かし始めました。これが良くない行動となってしまいます。両方消化するのは時間的にも体力的にも厳しいことを10戦ぐらいして気づいて半分諦めて放置します。日付が変わる頃に1800を目指し始めてもう一踏ん張りというところで苦手意識があったラプラス軸とのマッチングが急増。動揺に動揺を重ねた結果負け数を増やしてしまいました。また、試合数がたいぶ温存できていたことから変に自信を持とうとしたり勝ちを急ぐプレイに走ってしまいタマを取られて18チャレンジまでレートを戻せず沈んでいきました。

2019ルールからINCに参加し始めて今回がいちばん流れが良かったのですがはじめて精神面や目に見えない流れの重要性(精神の乱れからくるプレイの歪みがきっと原因)を痛感しました。『負けたらいったん落ち着いてから反省する』など大事な行動があると思いますが、言葉でわかっていても落ち着こうとしている自分がもう落ち着いてないみたいに感じ始めてしまいました。ランクマッチで鍛錬しようと思います。

 

 

【あとがき】

ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございます。襷ホルード強いので是非使ってみてください。ウォーグルと組ませてみるのも良いかもしれません。

ポケモンをやってる以上、モチベーションが高まる要素があればあるほど良いのですが、昨今の情勢により対戦オフ会の開催が厳しい状況になっているのがとても残念です。緊急事態宣言が解除されるみたいですが今後どうなっていくんでしょう…。仲間大会などのオンライン大会があればどんどん参加したいところです。

 

最後になりますが、改めてここまで読んでくださりありがとうございます。もし良かったら記事のふぁぼやRT、もし良かったらTwitterのフォロー(気づけばちゃんと返します)お願いします。

 

それではッ

 

@Nekonagawa