ネコナガワのたきのぼり

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【VGC2019ウルトラ】グラルナ改良途中

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こんにちは!ネコナガワといいます

PJCS2019に出場した方はお疲れさまでした。

2回目の投稿になります。前回の初投稿ではJCS予選で使ったグラードンルナアーラの構築について書きましたが、かなり雑に書いてしまったのと、その後の変更点についても書き留めておきたいので記事を書くことにしました。とはいえ完成してるわけでもなく、学業の方も忙しくて中々改良する暇がないなーと思ってここに残しておこうと思いました。

 【構築の流れ】

構築のスタートはグラードンf:id:Nekonagawa:20190617180733p:plainからでした。レックウザイベルタルボーマンダランドロスが環境にいるとはいえ、断崖の剣が刺さるポケモンは多いというところからエース伝説として使うことを決めました。断崖の剣を多く打つことになるので重力を使えるポケモングラードンのパワーを最大限に発揮することができるのはトリル下であるという考えからトリックルームを使えるポケモンを基本選出とし、グラードンは裏から場が整った状態で繰り出したいと考えていました。

トリックルームを使えるポケモンは先発性能が高く、なるべく選出できないことがないポケモンを考えた結果、ルナアーラf:id:Nekonagawa:20190617181353p:plainを採用しました。最速CSにすることで同速勝負ができるなどのメリットから素早さを下げたりはしませんでした。

そして重力を使えるポケモンとしてスカーフカプ・テテフf:id:Nekonagawa:20190617182728p:plainを採用し、重力をさらに生かせるようにルナアーラに催眠術を搭載しましたが、このあたりが後々マズかったかなと個人的には思いました。使っているときは重力催眠を良いようにとらえていましたが、カプ・レヒレが多くいたことや、トリル下でグラードンが暴れるまでの動きにスムーズさがなく、スカーフカプ・テテフは相性がいまいちだった気がします。

 他3体に関して、ガオガエンは晴れを生かしたアタッカー性能を持たせ、メガガルーラにはルナアーラミラーを任せ、ウツロイドには鉄球を持たせて奇襲性能を持たせましたが、伝説2体以外は型や採用したポケモン自体に後々疑問を持つようになりました。鉄球ウツロイドに関しては、強いかどうかはさておき個人的には面白い発想だったかなと思います。

 

【その後の変更】

まず一般枠のポケモン4体を外して考え直し、重力催眠をしないことにしました。

カプ・テテフに代わる重力が使えるポケモンを考える必要がありましたが、思ったよりモロバレルのキノコの胞子が重かったことからカプ・レヒレf:id:Nekonagawa:20190617191844p:plainの採用がすんなりと決まりました。グラードンは断崖の剣に加えて威嚇が入っても高火力を叩き出せる噴火を使うことがき、そこに魅力を感じていたのでカプ・レヒレ最遅にしてトリル下で癒しの波動をしながら最大火力で噴火を打てるようにしました。さらに黒い霧を採用することでゼルネアスなどの積んでくるポケモンに対して厚くなり、黒い霧+断崖の剣で威嚇を解除しながら攻撃する選択肢と、4枠目の技の自然の怒りと合わせて攻撃する動きを加えて、状況に応じて有効な攻め方をすることができるようになりました

4匹目のポケモンには先発で出してルナアーラの補助をするポケモンとしてガオガエンf:id:Nekonagawa:20190617211836p:plainを採用しました。このガオガエンの素早さやCSトリルルナアーラはこちらの記事■ - ジェラール神聖国を参考にさせていただきました。耐久を確保したかったので突撃チョッキを持たせました。

5匹目は主にカイオーガ入りの構築に対して出す眼鏡カプ・コケコf:id:Nekonagawa:20190617212029p:plainを採用しました。10万ボルト、ボルトチェンジマジカルシャインの一般的な構成に加えて放電を採用することで隣のグラードンを無視して相手の避雷針も無視しながら高火力の電気技を通すことができ、交代先にも負担をかけることができました。技を拘ってしまう点では少々使いにくさを感じるのでこだわる技は慎重に選ぶ必要があります。

6匹目は構築単位で重かったゼルネアス+レックウザに対して出すツンデツンデf:id:Nekonagawa:20190617212203p:plainを採用しました。シュカの実を持たせて命の珠持ちメガレックウザの無補正大地の力耐えまで振り、余りを攻撃に振り切りました。ツンデツンデを出すときはカプ・レヒレを出さないことが多いのでツンデツンデにも重力を搭載しました。

 

【個体詳細】

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グラードン(ゲンシグラードン)

特性:終わりの大地
持ち物:紅色の玉
性格:勇敢(S個体値0)
努力値:H252 A116 B4 C36 D100
技構成:断崖の剣 / 噴火 / 身代わり / 守る

C:H4振りランドロスをダブルダメージ噴火(HP満タン時)で確定一発
HD:無補正252振りルナアーラ(189)のルナアーラZ確定耐え

トリル最終ターンに押す身代わりがとても強かったと感じます。ワイドガードを考慮すると単体技を採用したほうが良いのですが、どれも抜くことができませんでした。

 

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ルナアーラ 

特性:ファントムガード
持ち物:ルナアーラZ
性格:臆病
努力値:H4 C252 S252
技構成:シャドーレイ / トリックルーム / 追い風 / 守る

ルナアーラミラーで同速勝負を仕掛けられるなどのメリットから最速となっています。追い風に関しては、トリル中に試合を決めきれなかったときに2回目のS操作で追い風をするほうがメリットがある場面が少なくないことや、ルナアーラ自身が追い風下でアタッカーとなれることなどから追い風を搭載しました。が、しかし後々考えてみると冷凍ビームにした方が絶対良かった気がします。冷凍ビームを搭載するなら、後述するカプ・コケコの枠を追い風が使えるポケモンにすればもっと柔軟に戦うことができると思います。

 

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カプ・レヒレ

特性:ミストメーカー
持ち物:ウイの実
性格:生意気(S個体値0)
努力値:H244 B148 D116
技構成:自然の怒り / 癒しの波動 / 黒い霧 / 重力

H:4n
HB:補正有り252振りメガレックウザ(255)の命の珠ガリョウテンセイ確定耐え
HD:C実数値189のゼルネアスのジオコン後のムーンフォースまで確定耐え

トリル下でグラードンより速く動きたいので最遅となっています。どの技もグラードンの攻撃とシナジーがある構成となっていますが、威張るも捨てがたい技です。

 

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ガオガエン

特性:威嚇
持ち物:突撃チョッキ
性格:意地っ張り
努力値:H244 A36 B4 D60 S164
技構成:フレアドライブ / バークアウト / とんぼがえり / 猫だまし

A:A255メガレックウザの鉢巻ガリョウ耐えゼルネアスを晴れ下フレドラで確定2発
S:実数値101

ほとんどの相手のガオガエンに対して上から猫だましを打つことができ、トリル下では相手のガオガエンに対して後攻とんぼがえりを打てる素早さになっています。参考元:■ - ジェラール神聖国

【追記】バークアウトは打つ機会が少ないように感じたので『はたきおとす』や『DDラリアット』に変えて攻撃面での汎用性を高めても良いと感じました

 

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カプ・コケコ

特性:エレキメイカ
持ち物:こだわりメガネ
性格:臆病
努力値:C252 D4 S252
技構成:放電 / 10万ボルト / ボルトチェンジ / マジカルシャイン

眼鏡放電を打つことによって相手の避雷針を無視しながら高火力の電気技を通すことができます。しかしカプ・コケコの枠は最も改良の余地がある枠だと考えています。

 

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ツンデツンデ

特性:ビーストブースト
持ち物:シュカの実
性格:勇敢(S個体値0)
努力値:H244 A228 D36
技構成:ジャイロボール / 岩雪崩 / 重力 / 身代わり

HD:シュカの実込みで無補正無振りメガレックウザの命の珠大地の力確定耐え

主にレックゼルネに対して選出します。まもるが不要だと感じたのでアドバンテージが取れそうな身代わりを採用しました。ツンデツンデに関しては採用してからの対戦回数が少ないため正解とは言えません。

 

選出はだいたい先発f:id:Nekonagawa:20190617181353p:plainf:id:Nekonagawa:20190617211836p:plainorf:id:Nekonagawa:20190617212029p:plain 後発f:id:Nekonagawa:20190617180733p:plainf:id:Nekonagawa:20190617191844p:plainorf:id:Nekonagawa:20190617212203p:plainです。

シーズン15の最終日に1700台後半を彷徨ってたらいつのまにかボコボコにされて連敗続いてまだまだだなと実感しました。

 

【後書き】

決して完成度の高くない構築の記事を書きましたが、記事に残すことでどんなことを考えていたかや、ポケモン対戦に取り組んできた過程を後々振り返った時に得れるものや感じるものがあると思うので8世代でも構築記事を積極的に書きたいと思います。さらにプレイヤーとして成長し、より完成度の高い構築をたくさん考えていくのが次の目標です。ガラルダブル楽しみだ!